夜空に輝くチャリ

	1992年6月、アングルとカンディンスキーの間に３匹の子猫が誕生しました。 はまぐり（右）、あさり（中央）、しじみ（後方）です。
	あさり（通称チャリちゃん）は、他の２匹に比べて、毛色が黒いのが特徴。
	そして、この神秘的なまなざしがチャームポイントでした。
	妹のしじみちゃんと遊ぶチャリちゃん。 病弱だった２匹と比べ、一番健康で活発な幼少期でした。
	３匹で記念撮影。左から、あさり、はまぐり、しじみ。 この後、しじみちゃんは新しい家庭へと巣立って行きました。
	そして翌年５月、クロードとの間に２匹の男の子を儲けました。太郎と次郎です。両親に似て、とても性格の良い子たちでしたが、結局、少し大きくなってから手放すことに・・・
	アングル同様、早熟だったチャリですが、多産ではありませんでした。生涯に６度出産をし、８匹の子供が生まれたものの、育ったのは５匹のみです。
	兄のはまぐりとは違って、病院嫌いのチャリでしたが、２００５年１月、乳腺腫瘍で手術をすることになりました。 年に１度のワクチン接種でさえ、倒れてしまうチャリのことを考えると、気が気ではありませんでした。
	術後は、以前よりも軽やかになり、活発に走り回る姿もよく見られるようになったのですが・・・ クロード（右）と談笑するチャリ。２匹の間に生まれた子供のことや、思い出話をしているのかもしれません。
	あれほど元気だったチャリが、あっという間に衰弱してしまいました。最後の水分補給をしたチャリ。 この数時間後に、静かに息を引き取りました。 眠っているような、穏やかな姿だったことが、せめてもの救いです。
	この世界での公園デビューは果たせなかったけれど、チャリはきっとどこかの星で、自由に走り回っていることでしょう。 もう、お外も病院も、恐れるものなど何もないのだから。 AB-Factory's Twinkle Sally （1992年6月15日　〜　2006年7月26日） 満天の星の中で、ひときわ輝いている星を見つけたら、それがチャリちゃんです。

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