〜光速を越えて〜



1995年の夏、ロセッティ(2001年没)とバディ(2001年没)の間に、小柄で愛らしいシルバー3匹が誕生しました。
君子(右)・ブッキー(中央)・君麿(左)
元気者の君麿を里子に出し、君子(右)&ブッキー(左)姉妹を手元に残すことにしました。
やんちゃなブッキーに比べて、子猫の時から落ち着いていた君子。
それでも、好奇心旺盛で、遊び好きな性格は、成長してからも変わりありませんでした。
美しく成長した君子。祖母のブーシェ(2006年没)と母のロセッティを足して2で割ったような顔立ちになりました。
1997年、チャンピオンになった後に、初めての出産を経験しましたが、4匹とも生まれてまもなく他界。
それでも、母親譲りの母性本能の強さを発揮する君子は、他の子猫たちの世話で明け暮れていました。
弟のハニ丸の面倒もみました。
「乳母君子」の誕生です。
小柄で3頭身の君子は、出産には向いていない子でした。
13年の生涯のうち、7回も出産(我が家の出産最多記録!)しましたが、育ってくれたのはブジェロー1匹だけ。
君子は乳母として、次々と生まれてくる子猫の世話をしてくれました。写真の子猫たちは、駒子、マコーレー、マコノヒー。
実の母(真子)より、母親らしい君子でした。
バディとの間に生まれた一匹娘?のブジェローとは、たった1回のお出掛けになってしまい、残念です。

ブジェロー(通称:タコ坊)
体は小さかったけれども、食欲旺盛で丈夫だった君子。
出産回数も多かったけれど、入院・手術の回数も多かったです。他の子たちにはない、不屈の精神で、君子は数々の逆境を生き抜いてきました。君子を母と慕って、巣立って行った子たちも、たくさんいるのです。

AB-Factory's Faster Than Lights
1995年7月28日〜2009年2月2日

光速を越えて、君子は宇宙への旅立ちました。


君子の軌跡

2006年12月 ティータイム 港北モザイクモール 神戸珈琲館
2001年12月 クリスマス 二子玉川ガーデンアイランド
2006年12月 クリスマス センター南


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