天上山公園・カチカチ山ロープウェイ



2006年5月22日(月) 晴れ

今日は天気もいいので、お宿のすぐ近くにある天上山公園へ。

ウサギ「3分間の空中散歩で、河口湖と富士山が一望できるよ」

今日は、よく見えませんね。

シャガール「ここがかの有名な、”カチカチ山”の舞台になった天上山か。みんなもよく知っている昔話だね」

シャガール「何? ポチ犬おにーさんは知らない? では、”カチカチ山”を知らない良い子のみなさんのために・・・」

シャガール「ボクが解説してあげよう。まずは、カチカチ山MAPを御覧下さい」

シャガール「昔々、あるところに、おじいさんとおばあさんがいました。後は省略だ。
とりあえず、キャラクターをみてみよう」

昔々、おばあさんに捕獲されたタヌキが、トイレの天井に縄で縛られ、吊るされていました。

タヌキ「助けて〜。誰か下ろしてよ〜」
シャガール「大変だったね」

タヌキ「うん。何とか知恵を絞って、脱出したんだ。危うくタヌキ汁にされるところだった」

シャガール「タヌキ汁とは・・・恐ろしいのう。それで?」

タヌキ「タヌキ汁の代わりにと思って、ババァ汁を作って、おじいさんに飲ませてあげたんだ」

シャガール「気が利くのう。それにしても、ババァ汁はおいしかったのだろうか?」

ある日、タヌキが山で薪拾いをしていたところ、

タヌキ「うわぁ〜! 薪に火がついてる! 大切な燃料なのに」

ウサギ「背中が寒そうだったので、つい・・・」

シャガール「おいおい、ウサギさん。すぐバレる嘘はつくんじゃないぞ。早く消火活動をしなさい!」

ウサギ「悪かった、悪かった。おわびの印に、ヤケドによく効く塗り薬を・・・」

タヌキ「ギャアア! 痛い、痛い!」

シャガール「これこれ、ウサギさん。マスタードを塗るのはやめなさい。タヌキさんをサンドイッチにするつもりか? 泣いているじゃないか」

ウサギ「良い子のみんな〜。 ボクたちの上に乗って遊ばないでね。キケンですよ〜」

シャガール「ウサギさんと遊ぶ時は、火気厳禁、カラシの持ち込み禁止だ。キケンですよ。そう書いてあるのかな?」

シャガール「とどのつまり、”カチカチ山”は、タヌキ汁をまぬがれたタヌキさんが、ウサギさんの執拗ないじめに遭うというお話なんだね?」

ウサギ「う〜ん。ちょっと違うような気もするけど・・・」

モネ「ホントに、昔話って、恐ろしいわね。
私たちもタヌキに間違われないよう、用心しなくちゃ。モネ汁、シャガ汁にされたら大変だもの」

シャガール「さぁ、気を取り直して記念撮影。
天上の鐘。月夜にこの鐘を鳴らすと、タヌキが出て来て宴会が始まるという伝説が・・・?」

ロープウェイを下りて、待合室にて。

シャガール「ねこすろ? ギャンブルは株だけにしときなさい」

                  用心深い モネ&シャガール母子でした。