熱海 古屋


2001年9月12日(水) 晴れ

ルソー「今回は、熱海の老舗旅館、古屋さんに泊まります。この武田屋形門は、映画『影武者』で使われたものなんだって。門をくぐると、純和風数寄屋造りの建物が見えてくる。さすが、創業190年の歴史が感じられるなぁ。」
ルソー「さっそく、お部屋チェック開始だ。ゆったりした趣のあるお部屋だね。踏み込みを入れると20畳位あるかな。ちょうどいい広さだ。建物の外観は伝統的だけど、館内は近代的で快適だよ。」
ルソー「ほら、絵になっているでしょ?ボクは落ち着いた和の雰囲気が好きなんだ。」 はまぐり「どうして、お花がなくなったの?ボク、イタズラしないのに!えっ?転んで、花瓶をひっくり返さないように用心したって?」
ルソー「昨日は台風15号のおかげで大変だったみたいだね。もし昨日、予約していたら、宿泊できなかったよ。道路は通行止めだったしね。本当に運が良かった。日頃の行いが良いからだね、きっと。」 ルソー「それにしても、夕食までの時間が長く感じられるんだなぁ。お部屋の探検も終了したし、さて、何をして過ごそう。」
夕食は。京風懐石料理。手の込んだお料理が一品ずつ運ばれてきます。 ルソー「お刺身が待ち遠しいよ。」
お造りとはまぐりのお吸い物。お料理だけではなく、器も凝っています。
ルソー「まずは鯛から・・・はぐっ!はま君の好きな甘海老もあるよ。」 ルソー「次は鮪の中トロを・・・おいしくて、舌が伸びちゃう!」
ルソー「こ、これは、冷しゃぶサラダか?ごまだれはいらない。このままでいただくとしよう。おお、美味!柔らかくて質の良いお肉だ。感動するよ。」

ゆっくりと、時間を掛けて運ばれてくる一品、一品が味わい深く、大満足の夕食でした。
ルソー「食後に”かくれんぼ”でもするか。はま君と旅行するのは、1年前の伊豆高原以来だったね。」

はまぐり「おぼえている?夜中にTVの裏から大きなクモが出て来て、緊急避難した時のこと。」

ルソー「あの時は大変だったね。驚いて飛び上がって、TV台に頭をぶつけたよ。でも、ここでは、そんなことはないだろうから、大丈夫!」
ルソー「恒例のお布団チェックの時間だ。清潔で適度の重みと硬さのある布団だ。よし、寝るとしよう。」
一夜明けて、朝食。



朝食も、この通り豪華でした。

はまぐり「どれどれ、ボクの好きな物、あるかな?」 はまぐり「はぐ!鮪のお刺身、いただきます!ボク、歯が弱いから、細かくちぎってね。」


        

緑に囲まれた、静かなお宿。市内の中央に位置し、熱海サンビーチまで徒歩3分という立地。料理に舌鼓を打ち、お部屋で静かに過ごしたい人にお勧め!
ペット料金は無料だよ。ありがたいね。

 ×× × △ ○ ◎ ・・・ 5段階評価
部屋 眺望 風呂 料理 サービス 設備
   

旅猫オススメ指数
 95% ・・・ きめ細かいサービスと、おいしいお料理は嬉しい。中高年向き。
 90% ・・・ サービスがきめ細かい故、神経質で臆病な子には落ち着かないかも。