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昔の火熾し 娘の通う保育園で、学校の夏休み中暇だってことで、ボランティアで1日遊ばせようってことで、何をするか迷った挙句、昔の火熾しに挑戦してみました。 何っていても言い出しっぺなので、写真を撮る暇がありませんでした。 保育園の先生が撮ったものは、プリントされたものを購入したので、スキャナーを購入するまでは、写真画像はなしです。 |
準備 | 昔の火熾しを私がしてみたくって、竹とんぼ作りと迷った挙句、火熾しに挑戦してみました。 インターネットで検索し、キリモミ式発火法での道具を売っているのを発見。それを購入してトライすることにしました。 この道具はオンラインで購入が可能です。 購入のページはここです。 値段は1,575円(税込み) |
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トライ | 総勢20名なので、上記セットを4つ購入し、5名づつの4グループに別れてトライしました。 一人が紐を引き、もう一人が八角棒を持つ係りです。 それを交代制で順に廻しました。 |
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どんなものか? | ようは木と木を擦り合わせ、その摩擦熱で発火させるというものです。テレビなどで見る一人で木の棒を両掌を擦り合わせ回転させるものは難しいので、木を廻すのを紐で行う形です。紐を手で曳くのではなく、弓の弦で行うのをユミギリって言うようです。 木の上に棒を立て、その棒を勢い良く廻すことで、接触部分が摩擦熱で発火します。 しかし、勢い良く燃えるわけではなく、おが屑に火がくすぶるって感じで、それを麻の綿上のものに移して点火します。 |
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いざやってみたら | しか〜し、これが中々つかない。 紐で曳かれる為、そちらに木が移動してしまったり、移動しないように強く押さえつけると廻らなかったり。 悪戦苦闘すること2時間。大人まで夢中になって、やっと一組のみ着火に成功。 でも、タバコの先のような感じなので、そこから木を燃やすのはまず無理とふみ、子供に判らないように着火剤を仕込んでおき、無事着火に成功したって感じです。 |
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火が熾きた後は | はじめはマシュマロでも焼こうかと考えたのですが、これだと火傷する恐れもあるのでやめました。自分の子供であれば、火傷も勉強なのですが、人様の子供を預かって火傷はまずいですからね。 そこで考えたのが、長い竹の棒を用意し、それにホットケーキミックスをかけて作るバームクーヘンです。 長い棒で行うので、火からは遠のきますから、火傷の心配はないのですが、子供のやることなので、ある子は赤い火のところで焼くものだから煤だらけ、ある子は、焼けてもいないのに、直ぐ粉をつけてしまうための生焼け、ある子は墨に直接つけてしまうなど散々な出来でした。しかし、自分で火を熾し、自分達で作ったものはさすがに美味しいらしく、出来上がったものは、あっという間に無くなってしまいました。 |
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そして | 全てが終了した段階で、焚火に水をかけ、きちんと消火し、全ての焼け残りをゴミとして捨てるところまで、子供達に勉強してもらい、このイベントはめでたく終了。 | ||||
だけど | 約2名、焼けるのを火の前でじっと待っていた子が、遠赤外線の低温火傷で足が真っ赤になってしまいました。 ま〜直接火に触れたわけではないので、日焼け程度のひりひりだったので、冷却シートで冷やすことで事無き終えました。めでたしめでたし。 |
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