Home->キャンプ基礎知識
このページでは、私の少ない知識ですが、今後オートキャンプやファミリーキャンプを始められる方の参考になるように、私も色々な種類があり判らなかったキャンプ道具に関して記載したいと思います。
このページでは特にキッチン廻りの疑問に関して記載してみました。
各々の利点や欠点を知ることで、自分のキャンプスタイルに合った選択をすることで、楽しいキャンプ体験ができることを望みます。
このページでは
を記載します。
鍋釜はどうする?
別にキャンプ用の鍋釜を用意する必要はないと思います。
家で使っている鍋釜を持っていくことでキャンプは可能です。
ただ、荷物を車に積んでってなるとどうしてもスペースの問題が発生するのと、毎回キャンプの度に忘れずに鍋釜を持って行けるか?ってところがキャンプ用の鍋釜を購入する理由じゃないでしょうか。
普通に考えれば普段から使い慣れた鍋釜の方が使い易いですから。

じゃ〜キャンプ用の鍋釜と家で使っている鍋釜の何が違うのか?ですが、それは収納性の尽きます。
キャンプ用に作られている鍋釜は、取っ手が外れスタッキング(重ねて収納)できるのです。その為、一番大きな鍋の中に、全ての鍋が入るので、場所は大きな鍋一個分の場所だけになります。
人気のセットは、その中に鍋大、鍋中、ザル、お釜、フライパンがセットになっています。
お釜も工夫されていて、テフロン加工でこびりつかない上に、まず失敗がなく美味しくご飯が炊けます。このコンパクト収納が最大の魅力ですね。
コンパクトなのとキャンプ専用であれば、他のキャンプ用品と一緒に置いておけるので忘れることが少なくなります。
セットとしても上記の種類が揃っていれば、不足は無いですしね。

まずは自宅の鍋釜を使用し、色々な方のキャンプ用具を見て、ショップやカタログを見て、必要だと思ったら買えば良いのではないでしょうか?

機能的にはどのメーカーも同じようなものだと思います。ただ、ファミリー用でも人数に合わせ、2種類くらいの大きさが用意されているので、家族構成に合わせて購入されれば宜しいかと。
食器はどうする?
食器も家で使用しているものを持って行くで全然大丈夫です。
ただ、家で使用しているものは、殆どが陶器製だと思いますので、野外で使う場合破損の心配があります。
それと好の食器を集めるため、大きさやデザインがまちまちでスタッキング(積み重ねて)収納できないってところが問題でしょうか。
キャンプ用はその問題をクリアしています。
まず、食事を採る為に必要な食器類を形を揃え、スタッキング収納できるようになっています。
また、野外で落としても割れない素材を使用しているものが多いですね。

食器の材質は以下のようなものがあります。

材質 特徴
コーレル 割れ難い強化セラミック(陶器)製でガラスコーティングされているために油汚れも落ち易い利点がある。また、質感が良いので食べ物が美味しく見える。
欠点はちょっと重いことと、強化されているとはいえ壊れる点ですね。
メラミン 傷や汚れに強く割れ難い
乳幼児用の食器もメラミン製が多いですよね。ちょっと高いかもしれません。
アルミ 軽くて丈夫であるが、熱伝導率が高いため、熱いものを入れると直ぐに熱くなり持ちにくい。
柔らかいため、強く押したりぶつけたりすると変形する
チタン アルミよりも軽量で硬く丈夫であるが、ちょっと高価である。
金属臭が少ないのも良い。
ステンレス アルミやチタンよりも重く、傷つき易いが丈夫である。
鉄なので熱伝導率は高く、熱いものを入れると持ちにくい
プラスチック 安価で割れず使い易いが、見た目がちょっと貧相なのと、油汚れが落ちにくく、ヌルヌル感が取れない。
ホーロー 丈夫で油汚れも落ち易くカラフルであり食卓が華やぐが、重いことと衝撃によりホーローがかけるなど衝撃に弱い。
ちょっと高価になってしまう。

上記のような違いがありますが、あとはお値段と好みによって選ぶしかありません。デザインなども違いますし。
紙皿って手もありますが、これはキャンプ場でゴミを増やす元なので、あまりお勧めできません。ゴミは持ち帰るってことであれば良いですが。

個人的な意見ですが、シェラカップは便利ですよ。各メーカーからアルミやチタン製が出ていますが、計量メモリがついていて計量カップの代わりにもなるし、コップにも食器にもなり、その上そのまま火に掛けられ、スタッキングできるので嵩張らないです。お皿の代わりにはなりませんが、それ以外の代わりにはなります。
イスはどんなのが良い?
イスも各メーカーから色々なものが出ています。
簡単なものではテーブルとセットになった簡易的なものから、リクライニングするものやロキングチェア、そしてベンチタイプまでありますから。

あと収納性の違いがあります。ベンチ型などは組立式ですし、2つ折になるものから収束型といって傘のように棒状になるものまであります。

よく実際に座ってみて気に入ったものを購入すると言われますが、私の実体験ではそれはあまり宜しくありません。
というのもキャンプでは色々なシチュエーション(状況?)があり、食事を採る時や焚火でまったりする場合、読書する時など、その時の状況で求めるイスは異なるからです。
それをショップで座ってみて良いものを選んでも、キャンプ場に行くと???ってことにもなりかねません。一番良いのはキャンプ場で色々な方の色々なイスを色々な状況で座らせて頂くってことですが、これはこれで難しいですものね。
実はうちもショップで座って選んだのです。お尻がちょっと沈み込むタイプが座って楽で、まったりする感じがするので、それを選びました。でも食事の際には、その沈み込みが非常に食べずらいのです。
その結果、直ぐに買い換えることとなってしまいました。
今ではディレクタチェアと呼ばれるものにしています。映画監督が座っている奴ですね。だからディレクタチェアって言いますが。これはお尻の沈み込みもなく、食事の際にはGoodです。まったりする時にはちょっとって感もありますが、一番汎用性が高いと思います。良いのは2つ折りタイプのディレクタチェアですが、うちでは収納性も考慮する必要があるため、収束型のディレクタチェアを使用しています。

自分の好みを書いてしまいましたが、あとは本当に自分で座ってみて、自分にあったものを選ぶしかないです。メーカーによって座面の大きさも違いますし。

あまり参考にならないですね。ごめんなさい。m(__)m
生鮮品の保存は?
生鮮食品の保存がキャンプでは一番の問題になります。
楽しいキャンプでお腹を壊すってのは困りますものね。
ではどうやって保存するのか?ですが、これはクーラーボックスってのを使用します。よく釣った魚を入れるのに使うため、釣具屋さんなどでプラスチック製の大きな箱が売っていますが、あれがクーラーボックスです。
釣具屋だけではなく、キャンプ用品メーカーからも様々なものが出ています。

【種類】
クーラーボックスの種類は大きく分けて2種類です。
  • ハードクーラー
    箱型の硬い材質で作られ、大きさも缶ビールが数本の5lサイズ程度からかなり大きな150lを越す大型のものまであります。150lっていうとブリやハマチなどの大きな魚も丸のまま入る大きさです。
    表面の材質や保冷に保冷剤ではなく電源やガスを使うなどで以下の3タイプに分かれる。
    • プラスチック製
      ハードの中では比較的軽く、大型のものはこれになる。
      プラスチックで発砲ウレタンをサンドイッチにした構造で保冷効果は高い
    • 金属製
      表面が金属製のため重く中型(50l程度)までで、金属とプラスチックで発砲ウレタンをサンドイッチにした構造。表面が金属製であることから保冷効果がプラスチック製よりも高く、代表格のコールマン社スチールベルトなどは真夏に3日間保冷のために入れた氷が溶けないと言われている。
    • 電気式クーラー
      保冷を氷などの保冷剤ではなく電源などの外部ソースを使うもの。
      当然強制冷却なので保冷効果は高く、氷を作れるものがある。
      電源も家庭用のAC電源や車のシガーソケットから取るDC電源、それに加え、カセットガスなどを使用できるものなどがある。
      大きさは機会部分が入るため小型(30l以下)までとなる。
  • ソフトクーラー
    ビニール製の柔らかい素材ででき、断熱材が入っているもので、ハードクーラーに比べると保温効果は落ちるが、使用しない時には折りたためるため収納性は高い。大きさは小型から中型(35l程度)まで。
以上のような違いがありますので、キャンプ滞在期間や車や家での収納性などから、ハードかソフト、そして大きさで選べば良いと思います。

ただ家族が多いからといって大きなものをひとつ購入するのは良くないと言われています。どうしても飲み物などが入っていると開ける回数が増え、冷気が逃げてしまうからです。できれば中型を2つや中型と小型の2つで、食品と飲料系を分けるなどし、食品の入っているクーラーボックスは出来るだけ蓋を開けないようにすることが保冷効果を上げることに繋がります。

【食品を長持ちさせる工夫】
長持ちさせるためには、以下にクーラーボックス内の温度を低温に保つかにかかってきます。その為には蓋を出来るだけ開けないことや日陰に置くことが重要です。
  • クーラーボックスは日陰に
    日が当るとどうしても温度が上がってしまいます。太陽の移動に合わせ出来るだけ日陰の風通りの良い涼しいところにおきましょう
  • 蓋を出来るだけ開けない
    • 出し入れの多い飲料関係と食品関係でボックスを分ける
    • ボックス内を整理(仕切りや棚を付けると良い)し、必要なものが直ぐ取り出せるようにして空けている時間を短時間にする
      バターやわさびなどのチューブはどうしても迷子になり、ボックス内を引っ掻き回すことになるので
    • 100均で売っている保冷シートを蓋の中に被せる。これにより蓋を開けても冷気が逃げにくくなる
  • 生物は使う分に小分けにし、冷凍して持参する
    取り出しやすく、冷凍した食品自体が保冷剤の役目も果たすし、傷み難い
  • 生物は保冷剤の近くに入れる
    冷気は下に下りるので、下に敷く他に保冷剤は壁面に立てかけることや上に置いた方が良い。傷み易いものは保冷剤の近くで冷気が保てるところに入れる
  • 2日目に使用する飲み物などは凍らせておくと保冷剤代わりになる
といったところでしょうか。
うちはスチールベルトと20lのソフトクーラーの組み合わせで、飲み物と食品を分けています。
直線上に配置
Copyright © ねたろう All rights reserved since 2003.