四季の花きらり

                                

                   1月の花

                       水仙


          水仙はとても丈夫な花です。寒い中、凛として咲いています。
             普段手をかけていない我が家の庭でも毎年とてもきれいな
             花姿を見せてくれます。
             私はこの時期、水仙を摘んでお部屋に飾るのを
             とても楽しみにしています。 


          

      
                
                  
2月の花

               
  椿
       
椿はとても種類が多くて2000種位もあるようです。
             江戸時代に品種改良が盛んに行なわれてとても愛された花です。
             花色と花形の多用さはとても魅力的ですね。
             椿は花びらが散るのではなく、がくの部分から丸ごと落ちるので、
             縁起が悪いと言われたりしますが、それはこの花が余りにも
             流行りすぎたから敢えてそういうふうに言ったのだという説もあります。
             冬の花ですが、俳句の季語は「春」だとか。   

                               

           
    
          
3月の花
          
 
       
桜は古来から日本人にとても愛されている花です。弥生時代以前から
             各地の山に自生していたそうです。桜を詠んだ歌もたくさんあります。
             『青によし奈良の都はさく花の におうがごとく今さかりなり』
             『いにしえの奈良の都の八重桜 今日九重ににおいぬるかな』
             私のお花見はもっぱら教室近くの「等々力不動尊」ですが、
             ライトアップされた夜桜はそれはそれは妖しいほどの美しさです。
             春が来る度に桜を愛でられる幸福に感謝しながら想う歌があります。
             『願わくは花の下にて春死なむ そのきさらぎの望月の頃
』。。。

        

          

             
4月の花
     
               
チューリップ 
       
桜とチューリップどちらを4月の花にしようか迷いました。
             どちらも大好きなので。。。
             チューリップは子供の頃からとても馴染み深い花ですよね?
             単純な形のこの花も実はたくさんの種類があります。
             アンジェリック、ジャクリーン、アプリコットビューティー、メイクアップ、
             ピンクジュエル、ピンクダイヤモンド、モンテカルロ、マリリン、バレリーナ、
             ローズウイングスetc.
             どれも素敵な名前ばかり。お花屋さんで探してみて下さいね。


              
              
              

           
         
  5月の花  

        

                         
 あやめ

       
あやめと菖蒲の違いはわかりますか?
             実は私も余りよくわかりません。「菖蒲」と書いて「あやめ」って読むし。
             で、ちょっと調べてみました。
あやめは、外側の花びらに黄色い網目模様があり、
             菖蒲にはないそうです。一番の違いは
、あやめは乾いたところ、
             菖蒲は湿ったところに生息します。

     
             
               
 
           

          
         
   6月の花 

     
             
   紫陽花
        

             
紫陽花は日本が原産国だとご存知でしたか?
              最も、よく見られる球状の紫陽花はセイヨウアジサイで、日本原産の
              ガクアジサイが改良されたものだそうです。 
              紫陽花は土壌が酸性だと青くなり、アルカリ性だと赤くなります。
              日本の土壌は酸性である為、日本古来の紫陽花は青だそうです。
              土壌によっていろいろな色になる花って、おもしろいですね。
              花言葉は「移り気」ですって。。。 

                


        
       

         
          
 7月の花


     

               
笹ゆり

        
永順先生の花教室に通っていた頃の楽しみはいろいろなお花に
               出会えることでした。 笹ゆりとの出会いも花教室が初めてでした。
               それぞれが自己主張している花々の中でひっそりと
               はかなげな笹ゆりは特別の存在。
               名前の由来は葉が笹のようにさらさらとしているから。。。
               花は淡いピンクからはっきりしたピンクまであります。