Vol.2 - 02 Feb. 2000

西暦2000年2月2日です。
2が3つも並んでいるなぁなんて思っていたら、ふと思いついた
ことがありました。
今日は1112年ぶりの、偶数だけで表記される日なのです。
前回の偶数だけで表記された日は西暦888年8月28日。
翌日の西暦888年8月29日以来昨日まで、年月日のどこかに
必ず奇数があったのです。
いわゆるラストミレニアム、1900年代は1900年代ゆえに、1000
年分はまるごとアウト。西暦900年代もだめ、889年もだめ、と
考えていったら、西暦888年8月28日までさかのぼったのです。
1112年ぶりにやってきた偶数だけで表記される日。
次回はなんと、2日後、つまり西暦2000年2月4日。
今年は8月28日まで何日も偶数だけで表記される日が来ます。
でも来年には一日もありません。
そんなことを考えるのもおもしろいものです。

さて、前回の「関西通信…Vol.1」。
意外にも何人かの方々より好評をいただきましたので、図に
乗って第2弾です。
今回は前回の「歩いて見つけた話」からちょっと脚を伸ばして、
“ゴージャス”阪急電車がテーマです。


@阪急電車の駅のホームで、電車到着を知らせる構内放送の
最初のひとことは「みなさん」。
「皆さん、ただいま1号線に到着の電車は…行きでございます」
あの語りかけるような口調は、必聴です。


西宮北口駅にて(2004.12.12)

A阪急電車のプラットホームの時刻表には、左から日曜休日
用・土曜日用・平日用の順番で並んでいます。
東京では平日用・(あれば土曜日用)・日曜休日用の順番が、
一般的ですよね。

B阪急電車の中には、自動車ではすっかりポピュラーになった
けれど、東京の電車では見たことのない電動ドアガラスが…。
(因みに横浜から海老名・湘南台まで走る相鉄にはあります)

C阪急電車の踏み切りは、鳴り始めて遮断機が降りきると、
警報機の音量が小さくなります。
言われてみれば、遮断機が下がりきっているのに大音量で
カンカン鳴っている必要もないでしょ。
(因みにアイルランドの首都ダブリンでは、遮断機が降りたら
消音していました)

D大阪のターミナル・梅田駅から1駅目の「中津駅」と、神戸・
三宮駅から1駅目の「春日野道(かすがのみち)駅」。
プラットホームの幅が狭すぎるので、電車を待つ客が高速で
通過する電車に引き込まれないように「拠り所」として掴まる
ための柵がホームの中心線に沿って設置されています。
この2駅、実際にホームに立ってみると、その幅は路面電車の
停留所ぐらいしかないような感じで、特急・急行が通過していく
際にはものすごく迫力があります。


今回は時間の関係もあってけっこうまじめなネタでした。
電車ネタはついついオタクっぽくなっちゃうので、やめましょう。
阪急電車の各駅には待合室とトイレがあるとか、そんなのも
考えていましたが、とりあえず、次回までにネタ探ししておきます。
そんなわけで、また。


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