Anchovi

スカルピー・プレモの白と黒を自家調合したグレイ・プレモをこね、
ヘアドライヤーでブローして硬化させてます。
軍服ディテールはイタリア軍マエストロ吉川 和篤 センセに資料を頂きました♪



いつも通り、スプレー缶のキャップに掛け線をけがいたベースにプレモを盛って顔を造る。
こうして作ると左右のバランスが取り易いうえ、持ち手を自由に変えられるので作業がし易い。
なんかX‐menみたいすなw



いつも裸ばっかり作ってるので軍服をちゃんと作れるのかちょっと試してみた。


お下げにリボンを付けるととたんにアンチョビ風に。
ジャケットの綴じはアニメでは男綴じだけどあえて女綴じにした。



ベースから取り外し、首、後頭部、耳などを造る。
いじってるうちにいつもの「もでT顔」に・・・・



チャチャッと胴体手足を盛ってポーズを考える。
最初はこんな風に仁王立ちで鞭を肩でピシピシやってた。



突っ立ちポーズではあまりに芸がなくつまらないので、
肩をひねり、重心をずらし、動的要素を加える。
ディテールだけでなくポーズも造形の情報量を担う大事なパートだ。
情報量が増えると模型としての面白み、つまり見ごたえが増すと思う。
ポージングはとても大事だ。
後ろはタミヤの1/35陸上自衛隊90式戦車。
ガルパン・ブームに乗って戦車プラモを造りまくってるのであります。
89式、97式、4式、5式、61式、74式、90式、10式と
日本の歴代MBTが勢揃い中ヽ(`д´)ノ



結局このポーズに落ちつく。


ワンフェスの当日版権申請用写真を撮るためプレモをチャチャッと盛る。
まんまこの画像で使用許諾降りた。 
申請は泥人形でもOKとは聞いてたけど・・・・(゜д゜)



原画のアンチョビのズボンは土方のダブダブの作業着みたいでカッコ悪いので
お洒落な乗馬ズボンにした。
カワイイお尻もピッチリ作れたので嬉しい♪
アンチョビはチビだけど均整の取れた素敵な体つきに違いないのだ。


シワには苦労しました。
ゴワッとした軍服生地の厚みが均一に見えるように深過ぎず浅過ぎず・・・・
こう言う造形表現は日ごろ半裸のフィギュアしか作って無いオレには一大難事でありました。



グッと左肩を引いて静的なポーズに動きを持たせる・・・・
と言うか腰のくびれを表現したいの、エロくw



ジャケットがダブダブした感じにならないようにベルトをキュッと締め
引き締まったウェストと、少女らしいポコッとした腹筋を想像させるようにこだわってみた。



ツインテールの取り付けダボとなるようにレジンの端材で作った角棒を植え込む。


おでこを出してる美少女が大好物なオレにはこんな髪型のほうが
嬉しいんだけどねホントわw




威張ってるけど、少女の華麗さも感じさせるアンチョビにしたかったので
ブーツのつま先はちょいと内向きに。






こっそり作り込んだオシリもですが、幼さの残るうなじにも是非ご注目くださいまし。











こっちは1/35です。
オマケとして付属させると公言したものの、小さすぎて作れそうもないので
あらあらこまった堂相棒のアラケン君に外注wwww
こんなちっこいの良く作れるよな



遠心注型用ゴム型を作るための粘土埋め。
ひと型に収まって良かった♪


組み易さを考慮してパーツ数は控えめにしました。
服着てる原型はパーティングラインを気にしなくていいから分割の自由度が高くて助かりますわ。