Glenn Hughes

1994

with Fortune

GHughes 1994 A
GHughes 1994 B
5月21日 大阪 モーダホール
5月23日 名古屋 ボトムライン
5月24日, 25日 川崎 クラブチッタ

ディープ・パープルのメンバーとして75年の来日以来19年振りのツアーによる来日でした。この間に何度かプロモーションで来日していたのですが、ツアーは本当に久しぶり。
この頃のグレンはスウェーデンを中心に活動しており、当時人気があったHMバンドのヨーロッパのメンバーを含めた、全員スウェーデン人のミュージシャンによるバックメンバーでした。また、チラシに載っている共演者のフォーチュンもスウェーデン出身です。

この時私は大阪でグレンのライブを見てます。
パープル時代からベース兼シンガーとして人気のあった彼ですが、このツアーではベースはプレイせず、歌に専念しておりました。久々に日本で見られるグレンのライブ、またソロ作品以外にパープル時代の名曲もプレイされたとあって、会場は大盛り上がりだった事を良く覚えています。
また、自分は前座程度と考えていたにも関わらず一時間も演奏したフォーチュンに対し、熱い声援を送る観客が多かったのには、大阪のHMファンは暖かいなぁと感じましたね。

モーダホールは面白い場所にありました。最寄り駅からの途中にある川を渡る際に川の下を通る地下道を通らねばならず、一般道と地下道の間は専用のエレベータを利用するのですが、それを専任の係員(エレベータボーイ?)が操作する。面喰いましたね。こんなの初めて。
最近はモーダホールの名前を聞かなくなりましたが、無くなったのでしょうか?

なお、この時の川崎でのライブは"バーニング・ジャパン・ライブ"のタイトルでアルバムリリースされています。

[2012.06.09]

1997

GHughes 1997
2月9日, 10日 東京 新宿リキッドルーム
2月12日 札幌 ペニーレイン24
2月14日 名古屋 クラブクアトロ
2月15日 大阪 W'OHOL

前アルバム"フィール"のプロモーションでの1995年の来日以来の二年振り、ツアーでは三年振りの来日で、アルバム"アディクション"のリリースに伴うツアーでした。サポートメンバーは前回とは異なっていますが、やはり北欧系のミュージシャンで占められていたようです。

このツアーではグレンが自らベースをプレイしました。使用したベースは私の記憶では5弦のジャズベースで、後のアルバム"Soulfully Live In The City Of Angels"のジャケットに写っているのと同じタイプ。
ボーカルに専念したい時は専任ベースプレイヤーに任せ、それ以外をベースを弾きながら歌うというスタイルでした。

また、"アディクション"で初めてレコーディングに参加し、これ以降グレンとは長い付き合いになるギタリストのヨアキム・マーシュ(J.J.マーシュとも表記)初の日本お目見えでした。この人、職人肌のうまいギタリストでしたよ。
でもいつまでたっても地味な存在のままの彼がもったいなく思います。

[2013.05.16]