New spacer gif Home spacer gif 商品紹介 spacer gif 科目紹介 spacer gif 開発者 ご注文 spacer gif 情報 spacer gif ダウンロード spacer gif 週刊トピック spacer gif 公務員模試 spacer gif リンク集 spacer gif 掲示板


インフォーメーション・サービス74:

2005年度対策 経済史・経済事情 連載 第6回

Y 世界経済の動向

 1 2001年からの世界景気の後退

(1)2001年は、世界同時減速により、ほとんどの国が景気後退となった。

(2) ITバブル崩壊により、アメリカが2000年後半から景気減速となり、アメリカへの輸出を中心に各国の外需が減少した。これが、各国の景気後退の大きな要因となった。

(3)IT関連製品の対米輸出の大幅な落ち込みにより、アジア諸国は景気が減速した。特に、2001年には、台湾とシンガポールが、マイナス成長となるほどであった。

(4)欧州も2001年第2四半期から景気減速となり、2001年の通年の実質 GDP成長率は大きく低下した。

(5)しかし、アメリカ経済は、2002年春には景気回復に転じたと見られる。ア ジアも同時期に回復したと見られる。予想以上に世界経済が早く回復した要因は、次のものが挙げられる。

a.IT関連製品の在庫調整が急速に進んだ。

b.原油価格の下落。

c.財政金融政策である。金利が過去最低水準になる国も多かった。

(6)2002年後半以降、イラク情勢の緊迫化により、欧米を中心に景気回復力は弱かった。アジアでも、対米輸出を中心に輸出が鈍化し、SARSも景気に影を落とした。

(7)しかし、2003年後半からは、アメリカ経済にけん引され、世界経済は着実 に回復した。アメリカ経済は、減税などのマクロ経済政策に支えられ、2003年後半には力強い景気回復となった。

 アジアでは、中国が10%近い高成長を達成し、この効果が他のアジア諸国・地域にも波及している。

 その結果、2003年の世界経済の成長率は、2.8%となった。

(8)好調な世界経済ではあるが、中国やインドの原油需要増加やイラク戦争などにより、原油価格は1バレル=50ドルを超えるという高水準にあり、金利上昇傾向とともに、世界経済の先行きの懸念要因となっている。

表10−1 世界名目GDPに占める各国・地域のシェア(2002年)

アメリカ 32.8%
EU 27.0%
日本 12.5%
東アジア 7.6%
中南米 5.3%
その他 14.8%


[先頭][Home][情報サービス目次]