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インフォーメーション・サービス43:  

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 定期試験のレポート対策:「レポートの書き方」


レポート作成の注意点

1.レポートとは何か。

(1)レポートとは、講義やテキストの理解度をみることが第一の目的である。

(2)レポートでは、講義やテキストの内容に沿って、問題が出題されている。学生は、その内容を理解していることを示しながら、提示された問題に対し、議論を展開しなければならない。

(3)レポートでは、講義やテキストの内容を要約するという「理解」と、その後に問題の解答に至るように、自らの主張や疑問 、自らの論理展開という「返答」の2つの過程が要求される。

2. レポートの構成

(1)序論、本論、結論の論文構成により、書かなければならない。

配分は、序論が全体の5ー10%、本論が80%以上、結論が10%程度である。

(2)レポートの「問題」では、漠然とした問題提起をしている場合もある。そのため、即座に本論を書き出さずに、問題において何が問われているのかを、講義内容やテキストを調べ明確にする必要がある。これを、序論で簡潔に行わなければならない。

何が問われているかを示すことは、解答という目的地を示すことでもある。

(3)本論は、序論で提起された問題に対して、結論に導けるように議論を展開するところである。また、本論は、結論からみれば証明にあたり、この証明には説得力がなければならない。そのためには、正しい論理的推論はもちろん、必要により実証的な具体例や引証も行わなければならない。

本論は、必要ならばテーマへの観点に応じて幾つかの章や節を設ける必要がある。章や節のなかの文段(段落)は、文段同士が相互に論理的に結合していなければならない。短すぎても長すぎても読みにくくなるため、一文段は、200ー400字程度が目安である。

(4)結論は、本論の展開により、序論で提起した問題に対して解答を与えるところである。注意すべき点は、結論では、本論で論じられた内容から得られる結論である必要があり、本論で行われた以上の議論や実証を展開してはいけない。

3. 注のつけ方

(1)注は、本文中で述べた説明や主張の補足をする。または、それが、どんな資料的裏付けをもつかを示し、自分の説明や主張の証拠固めの役割をもつ。

注は、注記号(番号)と注の内容(注欄)から成る。

(2)注を付けるのは、以下の2つの場合がある。

(a)資料からの引用、要約の出典を示す場合。図表、統計を含む。

(b)本文の理解に役立つ補足的説明ー本文では、論述の流れを妨げる場合。

(3)注記号は、つけるべき語句や文が終わったところで、括弧で囲んだ番号または記号(* 等)を語句や文の右肩につける。

(4)注欄は、脚注か後注のいずれかである。脚注は、各頁の下に付ける方法である。後注は、本文全文の末尾か、各章・節の末尾に注をまとめて記す方法である。いずれの方法であっても、途中で方針を変えず、統一性をもつことである。後注の場合は、注記号は番号でよい。

(5)注に出典を記す場合に、著者名、著書名、発行所名、刊行年、ページ数を記す。また、単行本名は二重カギ、論文名は一重カギをつける。

例. 伊藤元重 『ミクロ経済学』 日本評論社 1998年 P125

(6)注を簡略にするため、同一の出典の繰り返しは、次のように略記する。

例. 注 (1)伊藤元重 『ミクロ経済学』 日本評論社 1998年 12頁
(2)同上、215頁
(3)中谷巌 『マクロ経済学』 日本評論社 1997年 265頁
(4)伊藤、前掲書、285頁
(5)同上、87頁
4. 引用の仕方

(1)引用は、できるだけ短く、数も多すぎないように注意する。

(2)引用は、出典から正確に行わなければならない。内容の改変・変造等は、行ってはならない。

(3)出典からの要約も、典拠を明らかにする。注欄で、「・・・・から要約」と明示する。

参考文献

木下是雄 「レポートの組み立て方」 筑摩書房 1990年

沢田昭夫 「論文の書き方」 講談社<学術文庫> 1977年

沢田昭夫 「論文のレトリック」 講談社 <学術文庫> 1983年

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