神の教
てきとう巫女

お正月ぶりです、フーテン巫女の「てきとう巫女」です。モブ!?シッケイな!
さて、おみくじってのはやっぱり寺社行ったら何となくひいてしまうもんですよねえ。
でも、大体みんな吉凶だけ見てむすんじゃうんですねえ、もったいない。
これ、裏っかわに描いてある「神の教」というのが結構おもしろいんですよ。
わたしの籤これ(御籤これくしょん)の中から、いくつか抜粋してみますね。
この中から、あなたがピンと来た教えはあるかな〜?
・・・とーぜん、吉凶は書きませんよ!?ほら・・・おみくじってキレイに言っても・・・やっぱ
「ゴラクの面」も多分にあるかな〜・・・と思って。年初めのドキワク、大切にしたいですもんねえ。


※注意! てきとう巫女は特に熱心な「Shintoist」ではありません。
このページ創設の目的は見る人が少ないが読んでみるとなかなか深い
「神の教」を(それこそ)布教することであり、おみくじ会社、寺社の
営業を妨害しようとするものではありません。苦情等ございましたら
ご連絡をいただけると助かります。
てきとう巫女「それこそ神社本庁なんか敵に回したら・・・ひぃ〜・・・」


第四番
 ちりも積れば山なす例え、小さい善行つんで行け
金がたまれば病気が起り、地位が高まればけんかが起る。徳を積む事を忘れて、物
を蓄わえ、罪を重ねて利権を得れば、片端から幸福は逃げて行く。誰にも出来る小
さな善事も積んで行けば、身も心も安らかに真の幸福が集って来る。

第六番
 あつい寒いと歎くも無駄よ、苦情いわずに、にこにこと
寒ければさむいと歎き、暑ければあついとかこち、よいにつけ、悪いにつけ、苦情
を言い、不平を言う。それは神様の御心にそむく無駄事である。暑さに耐え、寒さ
をしのぎ、これに順応し、これを克服するの方法を講じて、黙々と、にこゝゝと朗
らかにやって行こう。

第七番
 神の試練の苦悩の石に、おのがこころの玉みがく
苦しい事、つらい事、悲しい事、凡てが神様から与えられた試練である。過去を振
返り、自己の行為を反省し、心をみがき、誠心をつくして、家庭を守り仕事を大切
にし、ただひとすじに神様を大事にすればそこに新しい道が開けます。

第十二番
 神の心に叶えば嬉し、暗いこころも、晴れて来る
金をためたら、慈善をするという人は、ためるお金に限度がないから、なかゝゝ慈
善が出来がたい。物がなければ力で、力がなければ言葉ででも、人を慰め、人の力
になってやれ。情は人のためならず慈善をすれば心が明るくなって、まず自分が救
われる。

第十五番
 人は神の子、兄弟同志、助けられたり、助けたり
親心の神様は人の子皆を、同じ様に可愛く思しめし、御恵み下さる。分けても、弱
い子、貧しい人、不幸な者を一層あわれに思し召す。思いやり深く、これを助け、
これを救い、これを慈むことが、此上ない神様への奉仕の道である。

第十六番
 神をはなれた心の隙にいつも悪魔が忍びよる
悪魔は、いつも優しい美しい姿をして、心の隙を伺いよる。目が、鼻が、耳が、口
が、肉体が先づ誘われ、まどわされてついて行く。神様の清い正しい誠の力におた
よりして其正体をよく見きわめ、雄々しく猛く勇ましく、悪魔をはらいのけねばな
らない。

第二十二番
 よいも悪いも神さままかせ、うけたおやくめひとすじに
よい事が悪くなるか、悪い事がよくなるか、行く先きの事は容易に見分のつくもの
でない。されば徒らに目先の出来事をくよゝゝと思いわずらわず、よいも悪いも神
様におまかせして、唯ひたむきに受けた務めを根かぎり精一杯はげむがいい。屹度
神様は御助け下さいます。

第二十四番
曇るかがみに姿は見えぬ、みがき上げようそのこころ
曇った鏡に人の姿はうつらぬ。汚れた心に神の御かげはやどらぬ。神様をはなれた
心ほどくらく淋しいものはない。凡ての災はこれから起る。常に心にちりをためな
い様、はらい給えの神語唱えて、祓い清め、神の御影を心に宿して明るい清い生活
を続けましょう。

第二十六番
 願いあるなら親御に頼め、国の御祖(みおや)の神様に
人間が力に限りを尽してなお力の及ばぬ場合、神の力に御たよりするは、止むにや
まれぬ自然の心情である。だが神様と名のつく物にもいろゝゝある。溺れた時、ワ
ラをつかんだのでは役立たぬ。正しい御おやの神様の御いつくしみの御手にすがら
ねば駄目である。

第三十二番
 なやむ思いを祈りにかえて、すがれひとすじ神様に
病にかかって、病を苦にすれば、病はますゝゝ悪くなる。医療を施こした上は、其
平癒を神様に御願いするがよい。病気ばかりではない。人力を尽した上は何事も思
いなやまず、神様に御祈りする。なやむ苦悩を祈願にかえる、なやむ隙に御祈りす
る。

第三十三番
 水におぼれず、火にまたやけぬ、強いこころは神だのみ
神様におすがりする。心から神様を信じておすがりすれば、腹がすわり、気が落ち
つく。どんな苦しい事に出あっても、悲しい事に行き合わせても、あわてず、騒が
ず、安心してすごして行かれる。真の幸福は信神によって得られる。

第三十四番
 過ぎたくり言、とり越し苦労、神の授けの身をやぶる
とり返しのつかぬ過去の事を、くり返して思いなやんだり、どうにもならぬ将来の
事を案じ煩らうのは唯心をいため身を害なうだけで、何のやくにも立たぬ愚かな事
である。今日は唯今日の事を、面白く楽しく、神様を念じつゝ正しい心でやって行
く。禍も転じて幸となる。

第三十六番
 神のめぐみの光りの中に、生けるこの身のありがたさ
眼をとじて居れば、いつまで立っても世の中はくらい。眼をあけて見よ、日はさん
さんと照り渡っている。心の眼を開いて見よ、神様はそこに居られる。御恵みの御
手は其肩にかかって居る。御いつくしみの御光は其からだをつつんで居る。有難い
事、尊とい事である。

第四十一番
 いつもにこにこ感謝の気持ち、家もあかれば、身もひかる
食う事着る事、いや生きて居る事が、自分ひとりの力でない。天地に充ちみちた神
様の御かげ、社会の人々のなさけの賜物である。感謝せねばならぬ。感謝の心が湧
いた時、身も心も明るくなる。其思いの消える時、不平、不満で心が暗くなり、世
の中が狭くなる。

第四十三番
 神の心に叶って居るか、物も心もつかいよう
授けられる其金、其身体、其心、決して無駄に使ってはならぬ。しかし一銭の金で
も役立つ使いかたはむづかしい。其手、其足、其言葉、世の為、人の為、役立つ様
に使って居るか。神の御心に添い、清々しい日々が過ごせるように心がけることが
大切である。

第四十四番
 なさけこもった其一と言に死んだ心も生き返る
優しい一言がどれ程先方の胸に暖かい光を与え、力を添えるか。言葉には魂があり、
力がある。常に神様と御一体になって、暖かい心を養ない、よい言葉、優しい言葉
で人を慰め、人をいたわり、明るい世の中を作りましょう。とげある言葉は人をき
ずつける。

第四十五番
 恨むおもいは炎となって人も己が身もやきつくす
波立たぬ平らかな心の海には、神様の御光りが澄み入って清々しい。人を恨み、憎
む心は、先ず我が胸をこがして、炎となり、刃となって先方をきずつける。それが
又目にこそ見えね 木霊の様に再び自分に返り来つて身を害なう。まず恨みの炎を
打消し、心の波を静めよう。



まあ結局、信心し、こころすがしく感謝の心ってのが大前提ですね。神罰下りそうですが
生活の礎をしっかりなさいよ、ってことなんだと思います。身につまされますハイ・・・。
スマホのアラーム「あっらぁぁ〜ふあくばぅ♪」
あっ!今日はシスター鈴木とフリマの準備!ハネたら中村さんのお墓の柘植の木の剪定が・・・
・・・それでは、慌ただしかったですが、お別れの挨拶に代えて・・・

「祓い給へ。Cめ給へ・・・」


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