偽本道路公団プレゼンツ 逆に事故りそうなギャルゲーみたいなハイウェイラジオ


行楽のシーズンですね。圏央道も着々と完成しつつあります。
さて、高速も最近はアミューズメント系サービスエリアにスマートETCと華やかになりました。
しかし今も昔もハイウェイラジオは高速乗りのいちばんの頼れる友です。もしそんなHRまでもが
間違った方向に華やかになってしまったら・・・いやぁぁぁ!!という企画です。
(舞台はいちおう東名高速道路を東京ICから名古屋方面に向かって走行中・・・ということになっています)
ちなみに著者はギャルゲーをほとんどやったことがないので偏見が如実に現れています。
ちなみに萌えませんよ?ウザいですむしろ。さて、ではでは。


妹系
「ハイウェイラジオ横浜だよ!大和トンネル付近を頭に、こうちゅうちゅう・・・
こうつうちゅうちゅう・・・・・・・・・こうつう、ふぅ、しゅうちゅうによる渋滞が
4キロほど発生しております!やったぁ!言えたよ!!聴いててくれた?おにいちゃん!!」
♪偽本道路公・団・ハイウェイラ〜ジオ♪

ギャル系
「あー、ウチハイウェイラジオ横浜だけどぉ〜、なんか14キロポストあたりで落下物とか!?
ありえなくないフツー!?チョーうざいんですけど!なんかぁ、車線規制するから
速度落としたほうがいいって!マジマジ!!じゃ安全運転で!じゃねっ!」
♪偽本道路公・団・ハイウェイラ〜ジオ♪

おっとり系
「・・・あ、すみません、ハイウェイラジオ横浜です。名古屋方面に向かっているあなたにおしらせです。
ええと・・・秦野中井インター付近で・・・車3台の・・・玉突き衝突がありまして・・・
あ、あの・・・走行の際は・・・十分に・・・そう、50キロに速度を落としてくださいね・・・?約束ですよ?」
♪偽本道路公・団・ハイウェイラ〜ジオ♪

ツンデレ系
「・・・な、何?ハイウェイラジオ横浜だけど・・・ま・・・せ、せっかく1620khzにしてくれたんだから
教えてあげるわ!名古屋方面に向かってるんでしょ?24キロポストあたりから渋滞してるわ。
渋滞の中や後ろで無理な車線変更なんかしちゃダメよ!絶対!!車間もあけなさい!あと渋滞の後ろに
ついたらハザードランプを点灯しなさいよ!べ・・・べつにあ、あんたのためじゃないわ!
みんなのためによ!!じゃあね!気をつけてね!!」
♪偽本道路公・団・ハイウェイラ〜ジオ♪

司令官系
「こちらハイウェイラジオ横浜!三ヶ日IC付近に故障車あり!!2キロ前より左走行車線一車線封鎖!
50キロ規制!合流に注意して!!そこさえやり過ごせばあとは順調よ!・・・どうかミッション成功・・・
いえ・・・無事に帰還してね・・・!!」
♪偽本道路公・団・ハイウェイラ〜ジオ♪

お調子者系
「ハイハイハイウェイラジオ横浜でございますう〜!おや、あんた交通情報知りたいのかい?
ええとね、この先の海老名SAにゃあ寄らないほうがいいねぇ、混んどる混んどる!コンドルは飛んでいく・・・
って何言わせんだい。中井は仲いい!ここになさいな、ところであんた、どこいくんだい?大井松田?御殿場!?
お〜い待つだよ・・・ったくオテンバだねぇ。ってなとこでどっと払い。東名亭ねくす子でした!」
♪偽本道路公・団・ハイウェイラ〜ジオ♪

ヤンデレ系
「・・・ハイウェイラジオ横浜・・・。名古屋まで順調に流れてる・・・つまんない・・・。
みんな事故起こしちゃえばいいのに・・・あなたも。そしたらずっと・・・私が死ぬまでとなりで看病してあげる。」
♪偽本道路公・団・ハイウェイラ〜ジオ♪

不思議ちゃん系
「ハイウェイラジオ横浜よ・・・。厚木ICから日本坂トンネルまで、断続的に渋滞してるわ・・・みんなどこへ行って
どこへ帰ろうというのかしら・・・帰る場所は一つなのに・・・。そう、鮎沢PAが空いているわ・・・
疲れは事故のもと・・・あなたは帰るにはまだ早すぎるわ・・・立ち寄って、体を休めて、生きる意味を
考えるといいわ・・・私?私には帰れる場所などないもの・・・そう、あなたのもとへ帰れたら、それが
幸せというものなのかもしれないわね・・・」
♪偽本道路公・団・ハイウェイラ〜ジオ♪

幼馴染系
「おはよ!ハイウェイラジオ横浜よ。あのね、愛鷹PAあたりで濃霧が発生してるの。ワイパーゴム大丈夫?
ウィンドウォッシャー液は足りてる?フォグランプ切れてない?心配なら足柄SAに寄っ・・・
あっ!ごめん・・・おせっかいだったかな・・・?つい気になっちゃって・・・へへっ。じゃあ、安全運転でね!」
♪偽本道路公・団・ハイウェイラ〜ジオ♪


・・
・・・
ファァァン!!
!!
63km/h・・・
どうやら俺は心底うんざりしていたらしい。そうだ。高速道路の運転は単調で、運転をしていることを忘れて
ほうけた様にくだらない妄想にとりつかれてしまうことがある。俺はギヤをオーバートップからトップに入れ
アクセルを少し踏み込みスピードを作り直し、スピードメーターが100km/hに達したことを確認して
再びギヤをオーバートップに入れた。少し憑き物が落ちた気がした。ラジオのサーチボタンを押す。
荒川強啓のハスキーな声がAM局特有の少しくぐもった音で流れてきて、俺はようやく悪い夢から
覚めたような気がした。


お粗末さまでした