某高等学校 部活動紹介(文化部2)
私たちの学校の部活動を紹介します。
どこも個性豊かで楽しいクラブです。
地学部
部長:黒田憲弘(3年)
自然現象、宇宙、地質など地球の成り立ちを包括的に学びます。
ハマると怖いわりに人生においてほとんど役に立たない知識が身に付きます。
歴代の部長の好みで天文部になったり気象部になったり地質部になったり
帰宅部になったりします。
利点
「ルドナヤプリスタニ」の位置が分かります。
「黒ウンモ」や「シャチョウ石」で一通り笑えます。
「バーロー」と言われても「レンズ」と返せます。
悪い点
補習等で気象通報に間に合わないとやることがありません。
昼間は望遠鏡のメンテくらいしかやることがありません。
雨が降って課外実習がパーになるとやることがありません。
文芸部
部長:福永孝之(3年)
執筆創作を行います。
歴代の部長の好みで太宰愛好会になったりシャーロッキアンクラブになったり
ライトノベル同好会になったりします。
利点
構文力と読解力を同時に養えます。
「同人」と「二次創作」の違いが分かります。
悪い点
作風が合わない部員と反目します。
イラスト研とつるんでコミケデビューしてしまう危険が大きいです。
JRC部
部長:吉野克子(3年)
奉仕活動を通じて社会の一員としての喜びを身につけられます。
似たような活動内容のインターアクト部と大変仲が悪いです。
利点
履歴書でひときわ光ります。
なんだかんだ言ってもやっぱり人のためになるのはいいもんです。
悪い点
熟練度が低いと、人に善意を強いるようになります。
ひんぱんに血を抜かれます。
鉄道研究会と間違われます。
日本中央競馬会と間違われます。
美術部
部長・菅原信照(3年)
描画、造形、美術鑑賞を行います。
利点
趣味が身に付きます。
ペトロールやテレピンでトリップできます。
悪い点
爪を見られただけで美術部員と看破されます。
美術室って何であんなに薄暗いんだろう。
茶華道部
部長・鈴木毅(3年)
花を生け、お茶を点て、陶器、庭を観賞します。
日本の高度な文化を通じ作法、礼節を身につけることが出来ます。
利点
寂びの中に花をあしらう鋭い美的感覚を得られます。
腹寂しい放課後にどうどうと菓子が食えます。
悪い点
花が枯れちゃうのがなんか寂しいです。
足がしびれます。
剣山が怖いです。
鉄道研究会
部長・小坂啓祐(3年)
鉄道を研究します。
時刻表からダイヤグラム制作、旅行、鉄道模型走行も行います。
利点
旅行の時「乗り換え名人」と呼ばれます。
旅行の時「駅弁マスター」と呼ばれます。
悪い点
旅行も終盤にさしかかるとみな引いている。
世間の目は果てしなく冷たい。
果たして研究する必要はあるのか。
パソコン研究会
部長・大木宏(3年)
IT社会に必須のスキルであるコンピューター操作を身につけます。
部員がプログラマだったり絵描きだったりDTM屋だったりズブの素人だったり
統率が取れていません。
利点
パソコン操作を覚えられます。
悪い点
ドザーとマカーで派閥対立します。
熟達者はシロウトに手ほどきする気がありません。
会話が「ハルヒが・・・」とか「シープラプラで・・・」とか若干不気味です。
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