すべてを
終わらせよう

この硝子瓶に詰めて





貴方の両手から零れおちる程の慈しみも
夢の中で毎晩貴方を殺す私の異常さも
私のまわりにある害虫のような人間の忙しなさも



すべてすべて
この硝子瓶に詰めて





「ねえ、お前。お前も私を置いていくの?」

「ねえ、お前も世界を裏切るの?」



「お前だけは絶対に此処から出してあげない。永久にこのままよ」





[この中で腐乱してその醜い姿を私に見せて]

[腐乱するお前にくちづけをしてあげる]

[もっと醜く腐っていけるように祈りをこめて]




いま
全てを終わらす時がきた

やっときた待ち望んだその時のために
私は静かに目を閉じよう


怖いほどの静けさを目指して





煩悩的戯言