私は「愛」というものにすごく固執していて

日々貴方をひとりじめする事ばかり考えている





貴方の長い髪が好き
だって貴方の匂いがするから

貴方の長い手足と白い指が好き
だってその腕は私を幸せにする腕だから

貴方の銀縁の眼鏡が好き
だって冷たい感じがするから






いつか貴方のその大事な目を
潰してしまおうかと考えた事がある

もう、私しか触れないように

貴方の瞳から溢れる血を想像した時
今までにない幸せの中に私はいた


もうずっと狭い鳥籠のようなところに貴方を閉じ込めて
ずっと見つめていたい

朽ちてゆく貴方を




貴方はきっと知らない
毎日夢の中で
私が貴方の事を殺している事

夢の中で貴方は悲しむような哀れむような顔して私に言うの



「どうして殺すの」






「貴方が好きで仕方がないから貴方を誰にも渡したくないから貴方に嫌われたくないから
貴方を苦しめたいから殺すの」


私がそういうと貴方は少し寂しそうな顔して死んでいく




永久の愛なんてないから私が創ろう
大好きな貴方を殺して










煩悩的戯言